はじめてのサイクルウエア選び

ロードバイク初心者が絶対に揃えるべき3つのアイテム

自転車に乗る上でのちょっとした苦痛・悩みを解決してくれるのがサイクルウェアです。
Tシャツ・ハーフパンツでも、もちろん自転車に乗ることが出来ますが、100%サイクリングを楽しめて、更に遠くに行きたくなる!専用のサイクルウェアだとそんな快適さを味わ えます。初めてのサイクルウェアを選ぶ際、色々種類があって何から揃えればいいか分からない、いきなり全部は買えないけど絶対に必要なアイテムは揃えたい。
今回はそんな初めてのサイクルウェア選びに迷っている方に、サイクルウェアとはどのような物か、最初に揃えるべき3つのアイテムを紹介します。

CONTENTS

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サイクルウエアを着るメリット

サイクルウェアといえば 派手でピタピタなイメージですが、これにはそれなりの理由があるのです。

サイクルウェアとは、その名のとおり自転車をより快適に楽しむための自転車専用ウエアのことです が、自転車に乗る為だけに専用ウエアなんて必要???と、思う方も多いと思います。
ただ、一般的なシティサイクル(ママチャリ等)とロードバイクは、構造や用途、速度域が大きく異なります。
シティサイクルは普段着で乗っていても不快に感じないと思いますが、ロードバイクとなると様々な 問題が出てきます。

それらの問題・不快感を解決し、よりサイクリングを楽しくしてくれるのがサイクルウェアです。

安全性

サイクルウェアが派手な理由は、視認性の向上です。
ロードバイクは主に車道を走ることになりますが、そうすると必然的に車の至近距離を、車より遅いスピードで走ることになります。
車側から見て、自転車というのは意外と目が届かないことも多く、【車に気付いてもらう】ということが安全を考える際にとても重要になります。
その為、派手なデザインのものを着ることで車のドライバーから認識されやすくなり、車道を安全に走ることができます。

快適性

サイクルウェアがピタピタな理由は、空気抵抗の軽減です。
自転車に乗った時、徒歩の時よりも向かい風の影響を強く感じませんか?
風の影響は、スピードが出れば出るほど大きくなっていきます。
速度域が40km/hを超えることもあるロードバイクではさらに強く影響を受けます。
空気抵抗はそのままペダルの重さとなって返ってきて、空気抵抗が強ければ強いほどペダルは重く、 速度も下がり、楽しいサイクリングが苦しい修行へと様変わりするのです。
交通量が多い場所を走る場合は、車や障害物に服が引っかかる心配もありますので、できるだけフィットした物の方が安全で快適というのが、ピタピタの理由です。

ロードバイクは上体を前傾して乗車します。このような姿勢では、普通の服は前が余り、後は背中が見えてしまいます。そのため、サイクルウェアは総じて前を短め、後を長めにして、前傾姿勢をとっても快適に着用できるパターンとなっています。

背面にはバックポケットがついているものもあり、お財布・鍵・補給食を入れておけるので、手ぶらでサイクリングも可能な優れた設計なのもサイクルウェアの特徴です。

体への負担

ロードバイクはサスペンション等の衝撃吸収の機構がありません。
また、細いタイヤを使用するため空気圧も高く、固い乗り味が特徴です。
乗り味を固くすることで、ペダリングの力をロスせずに推進力に変えられ、少ない力で速く走ることが出来ます。しかし、その固さゆえ、乗車時には路面からの衝撃を吸収できず、全て体で受け止めることになります。

自転車と体の接触部分は手・足・臀部の3箇所になります。この中で一番負担のかかる臀部は、人によっては慣れるまではかなりの痛みが出ます。そのため、ほとんどのサイクルパンツには専用のパッ ドが付いています。作りはとてもシンプルですが、お尻の痛みには効果てきめんで、サイクルパンツ 無しでのサイクリングが考えられなくなるほどです。

ハンドルを握る手も、長時間のサイクリングによる振動でしびれや痛みが出てくる場合があります。 サイクルグローブはそれを考慮し、ハンドルと接触する部分に振動吸収GELやパッドを付ける事で、 振動を緩和してくれます。

以上の事から、乗車時の安全・快適性を考えると、専用のサイクルウェアを使用するのがベストです。

サイクルウエアの種類

サイクルウェアが良いのはわかったけど、どんな種類があるの?
そんな方に向けて、基本的なサイクルウェアをご紹介します。

はじめてのウエア02

その他のアクセサリー

はじめはコレを揃えよう

半袖ジャージ

半袖ジャージ

生地のバタつきを押さえた快適なトップスはマスト!

半袖というとある夏しか着られないと思うかもしれませんが、サイクルウェアはウォーマやアンダーウェア、ジャケットなど、様々なパーツをレイヤリング(重ね着)することで、その時の気候に合わせて調整が可能です。半袖ジャージ1枚のみでは温暖な気候時のみとなりますが、ウォーマ+ア ンダーウェア+ウインドブレーカーを追加すれば、気温の下がってきた秋口でも対応できます。
ウインドブレーカーを冬用防寒ジャケットに変えれば、冬でも快適に走ることができます。

選ぶ際のポイント

サイクルジャージを初めて購入する時、通常の洋服のように少しゆとりのあるサイズを選びがちですが、 必ず採寸してジャストフィットのサイズを選ぶようにしましょう。
体のサイズより大きいウェアを選んでしまうと、バタつきや、吸汗速乾の性能が発揮されません。

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サイクルパンツ

サイクルパンツ

痛むお尻の救世主、パッド付きサイクルパンツは必須です。

特に長距離を走ってみたいと考えている方は、ぜひ一枚で履けるサイクルパンツを試してみて下さい。
軽さ・空気抵抗の少なさ・ペダリングのしやすさ・痛みの軽減にとても役立つアイテムです。
でも最初からいきなりサイクルパンツは恥ずかしい!そんな方にはパッド付きインナーパンツがおすすめです。
メッシュ素材で蒸れずに快適で、いつも着ているパンツの下に履くことができる優れものです。

選ぶ際のポイント

こちらもジャージと同じくゆったり目で買う方がいますが、サイクルジャージ以上にフィット感が重要なアイ テムになりますので、必ず一度採寸をしてからサイズを選択してください。
ゆるめのサイクルパンツだと、ペダリングするたびにパッドがずれたりウエストが下がってきたりと快適とは 程遠くなってしまいます。

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サイクルグローブ

サイクルグローブ

振動によるしびれや痛みから手を守るサイクルグローブ。

手はハンドリングやブレーキング等、重要な操作に関わる部分なので、常に快適を保つためにも是非使ってほしいアイテムです。
甲部分には紫外線カット素材が使用されています。

選ぶ際のポイント

サイクルグローブを選ぶ際は、ハンドルやシフト・ブレーキなど細かな操作をする場所になりますので、指先の操作を邪魔しない仕様のものを選びましょう。
サイクル用でないグローブですと、操作時に滑ってしまったりする恐れがあります。
そのほかにも手のひらや指先部分にすべり止め加工をしてあるものや滑りにくい合皮等を採用しているものがおすすめです。

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まとめ

サイクルウェアはより快適で安全なサイクリングをサポートするアイテムです。
普段着とは違い最初は違和感を覚えるかも知れませんが、一度使ったらもう手放せなくなるはず!
まずは前述した3つのアイテムを試してみてその快適さを 体感してみてください!

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